青柏祭の曳山行事
七尾市の大地主神社(山王神社)の例大祭で、青柏の上に神饌(神にお供えする飲食物)を載せて奉納します。
狭い路地で日本一大きな曳山「でか山」3台を曳き廻します。訪れる人も曳くことができる参加型の祭りです。
でか山のはじまりは、都の祗園山鉾にならって文明5年(1473)国祭りの青柏祭に曳山(山車)を奉納したのがはじまりと伝えられています。
日本一のでか山
形は上が広がった末広型で、高さは約12メートル、車輪は約2メートル、重さは約20トンの巨大な山車です。
山車の上段に飾られているのは、歌舞伎の名場面を再現した舞台と、人形飾りで存在感のある豪華な見栄えになっています。
辻廻し
てこの原理を使い、でか山の前輪を浮かせ、重さ約20トンのでか山を一気に方向転換させます。
家々の軒先すれすれに回る様子は迫力満点です。
七尾まだら
手拍子のみで朗々と歌われる厳粛な祝儀唄です。
曳き納めででか山を納めた後披露されます。
古来船乗りの祝儀唄として歌われていた七尾まだら。
独特の抑揚と振り付けに思わず見入ってしまいます。
会館基本情報
入館料 | ※観光情報エントランス(無料)展示ホール(有料) 一般800円・小中学生400円・幼児無料 団体(20名以上) 一般720円・小中学生360円・乳幼児無料 |
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営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 第2・第4水曜日 年末年始(12月29日から1月3日) |
TEL | 0767-62-4332 |
備考 | 駐車場は普通車(軽自動車)89台、大型車5台。 |
七尾市を代表する4つの祭り「青柏祭(国重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産)」、「石崎奉燈祭(日本遺産)」、「お熊甲祭(国重要無形民俗文化財)」、「能登島向田の火祭(県無形民俗文化財)」を中心に、祭り文化と歴史を紹介しています。
体験ゾーンでは、大スクリーンを使用した映像と音による演出で、祭りの迫力・臨場感を体感できます。
実物大の「でか山」や「奉燈」なども展示しており、歴史文化解説コーナーでは実際に使用された祭り道具や準備風景の映像なども楽しめます。
※時間は目安です
※時間は目安です
見物者がでか山の大きな縄を引っ張る事も出来るので、参加されたい方は、軍手をご持参下さい。