高岡御車山祭の御車山行事
毎年5月1日に行われる高岡關野神社の春季例大祭の行事であり、その歴史は1588年、豊臣秀吉が後陽成天皇を聚楽第に迎え奉る時に使用した御所車を前田利長公が1609年、高岡城を築くにあたり町民に与えたのが始まりと伝えられています。高岡關野神社の祭礼日に神輿と共に曳廻され、以来、今日に至るまで高岡の発展とともに継承されてきました。
御車山は御所車形式に鉾を立てた特殊なもので、高岡の金工、漆工等の優れた工芸技術の装飾 が車輪や高欄、長押等に施された、日本でも屈指の華やかな山車です。
御車山(山車)
中心に柱を立てて鮮やかな色の花笠をつけ、華やかな彫刻や彫金そして、工芸が施された豪華山車です。高さはなんと約9mにもなり、豪華な装飾が施された車輪も大人の背丈ほどあり、近くで見ると圧巻の迫力です。 町ごとに山車の形が異なっていて、それぞれに大きさも違いますし、装飾も全て違います。1基1基をじっくりと鑑賞していると時間がいくらあっても足りません。まさに動く美術館といっても過言ではない芸術品です。 からくり人形の仕掛けにもご注目!
奉曳(ぶえい)
山車(やま)を曳き、供奉者(ぐぶしゃ)が高岡市旧市街の中心部を巡ることを奉曳(ぶえい)と呼んでいます。お祭り開催期間中で最も多くの人が集まる日です。大きな山車がゆっくりと優雅に巡行する姿を見に全国から観光客も押し寄せます!
神々の通る道を祓い清める「源太夫獅子(げんだいじし)」が7基の山車を先導します。(富山県には大変多くの獅子舞が伝承されています。なんと全国1位の総数を誇ります。)
宵祭でのライトアップ展示
前日の宵祭りでは、一部の山車のライトアップ展示も行なわれます。
昼間の山車とはまた雰囲気の違う山車の姿をゆっくりと鑑賞ができます。
豪華で迫力のある山車の夜の姿は一見の価値ありです。
近年ではライトアップされた山車の画像を高岡御車山祭りの時期はSNSで見かけることも。昼間ほどの人の多さではないので、夜の山車の独特の雰囲気が味わえるのはこの日だけなので、お見逃しなく!
会館基本情報
入館料 | 一般(高校生以上)450円 団体(20名以上)1人につき360円 |
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営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 火曜日(火曜日が祝日の時は翌平日)、年末年始 |
TEL | 0766-30-2497 |
備考 | 料金は変更となる場合があります。 |
全国で5つしかない国の重要有形・無形民俗文化財である「御車山」を通年展示しています。お祭りに参加する際に山車のことやお祭りの歴史を知っているとより楽しんで参加することができます。豪華絢爛な山車に凝縮された「ものづくりのまち高岡」の工芸や山車を守り続けた文化を紹介し、高岡の文化遺産を巡る、旧市街地街歩きの拠点です。
※時間は目安です
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開催期間 | 毎年5月1日 |
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開催時間 | 【4月30日】ライトアップ展示18:30~21:00 【5月1日】市内曳き回し11:00~18:00 |
会場名 | 高岡市山町筋・片原町周辺 |
住所 | 富山県高岡市山町筋 |
駅周辺にある市営駐車場等をご利用ください。
市営御旅屋駐車場:355台、市営高岡中央駐車:751台
駐車料金: 駐車場により異なります。