城端神明宮祭の曳山行事
毎年5月4日(宵祭)、5日(本祭)に行われる越中 の小京都・城端の春を彩る、城端神明宮の祭礼。先頭に立つ獅子舞と剱鉾が悪霊を鎮め邪鬼を払い、続く傘鉾が神霊をお迎えします。その後を庵屋台 の情緒あふれる庵唄、小原治五右衛門による城端塗の粋を尽くし た曳山が続きます。夕刻からは提灯山となり、日中とは違う風情が楽しめます。また、前日の神様を迎える6箇所の山宿が見られる宵祭りも必見です。
飾り山
宵祭は神様を迎える飾り山の披露です。
曳山の御神体を「山宿」に飾ります。
山宿にあたる家は毎年当番制で廻ってきます。
曳山を出す6町内の家で飾られ、一般観光客の方も見ることができます。
ライトアップされた曳山や庵屋台も綺麗で、巡行前なのでじっくりと見ることができます。
曳山と庵屋台
御神体を載せた曳山は彫刻と城端塗りの漆が調和し、
豪華絢爛です。庵屋台では、笛、太鼓、三味線の囃子に城端独特の庵唄が披露されます。
見せ場は何といっても、神輿、傘鉾をはじめとする一斉ぞろいです。
全ての庵屋台と曳山の整列は見事なものです。
提灯山巡行と帰り山
夜になり提灯がともると、昼間の印象とは全く違います。
提灯行列は静かに行われ、所望宿で庵唄を唄い練り歩きが続きます。
最後に巡行路の南端の南砺市役所城端庁舎で、180度回転する帰り山は圧巻です。
その後は、曳山・庵屋台は各町へと静かに帰っていきます。
会館基本情報
入館料 | 一般 520円、大学・高校生 310円、 中学生以下 無料 |
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営業時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 12月29日から1月3日 |
TEL | 0763-62-2165 |
備考 | - |
一目見ればその美しさに心奪われる、城端の曳山。伝統の城端塗りの粋を尽した華麗にして荘厳な曳山の姿は、広い室内に常時展示されており、訪れる人々の心を惹きつけてやみません。
館内は数分ごとに照明が切り替わり、哀愁を帯びた庵唄を耳にしながら、昼夜に及ぶ祭事を疑似体験できます。
またロビーでは、曳山祭りの様子を撮影した映像が流されており、情緒あふれる祭りの雰囲気をいつでも楽しむことができます。
※時間は目安です
※時間は目安です
少雨の場合は曳山に雨除けをかけ巡行します。荒天の場合は中止いたします。